モダンバレエとアートの交差点―スタジオに飾られたAICONの作品が生む、静かなインスピレーション―

Studio Cocoonの待合室にはAICONさんのシルクスクリーン作品を飾らせていただいています。

AICON
https://aiconworks.com/index.html

無機質で抽象的。

だけど、どこか温かみを感じさせる表情のない「アイコン」たち。

その視線に見つめられていると、不思議と心が静かになり、自分の内面と向き合いたくなる——
そんな感覚を覚えます。

この感覚は、どこかモダンバレエに似ています。

クラシックの型を踏まえながらも、自由に、そして個の感情や身体性を解放していくモダンバレエ。

そこに必要なのは、自分自身と静かに向き合う時間。

AICONさんの作品が放つ“無言の気配”は、レッスン前のその一瞬に、ぴったりの空気を運んでくれるのです。

「何も語らない」からこそ伝わるもの

AICONさんのコンセプトは、“顔のないアイコンを通じて、人それぞれの記憶や感情を呼び起こす”こと。

それはまるで、
決まった正解のないモダンバレエの表現と重なります。

ダンサーが舞台で何かを「演じる」のではなく、身体を通して「ただ在る」こと。

見る人によって、感じ方はまったく違う。

それこそが、アートの力であり、ダンスの力。

レッスンの前に、少しだけ目を留めてみてください。

スタジオにお越しの際は、どうぞ待合室の壁にも目を向けてみてください。

そこに飾られたAICONさんの作品が、あなたの気持ちに寄り添ってくれるかもしれません。

そしてその静かな余韻を、そのままレッスンスタジオへ。

きっと、あなた自身の表現にも、何か変化が訪れるはずです。

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