ラジオバレエ
最近、「Radio Ballet」という曲に出会いました。
美しい曲の背景には微かに環境音のような「ノイズ」や「残響」が漂っており、ラジオからふと流れてくるような、どこか懐かしく、でも新しい響きをもつ曲。
耳にした瞬間から、なぜか心の奥に残り続けています。
「ラジオから聴こえるこの音楽を聴いているのは、どんな人だろう?」
そんな想像が膨らんで、頭から離れなくなる。
芸術は、映画も、音楽も、写真も、踊りも、結局は“人”を拠り所にしています。
それを見たり聴いたりする人、一人ひとりの記憶や感性が重なって、作品は生き始める。
だからこそ、この曲を聴いたときに浮かんできたのは――
• バレエに憧れていたけれど、一歩を踏み出せなかった人。
• こどもの頃に習っていて、記憶が蘇る人。
• ただただ「素敵な音楽だな」と感じる人。
ラジオバレエが「人」を拠り所にしてるように、一人ひとりの記憶や感性に寄り添い「その人らしい美しさ」を引き出せるようなレッスンを心がけます。
※Eluvium「Radio Ballet」より


