どうせ最後は上手くいく!

最近読んだ『生きのびるための事務』は、
坂口恭平氏が、自身の経験をもとに
創造を続けながら現実を生き抜くための「事務」について語った一冊です。

ここでいう事務とは、
雑務や裏方作業ではなく、
思考や衝動を現実につなぐための、静かで実践的な行為。

華やかではなく、評価もされにくい。

スケジュールを整え、数字を確認し、
やるべきことを一つずつ処理していく。
淡々とした作業です。

けれど、これがなければ、
多くのことは途中で立ち行かなくなってしまう。

衝動だけでは生活は不安定になるし、
すべてを枠に合わせて生きるのも息苦しい。

その間をつなぐものが「事務」なのだと思います。

事務は、創造の対極ではなく、
それを支える土台。

思いつきを放置せず、現実に着地させるための準備です。

考えるだけでは何も残らない。

形にするには、とりあえず手を動かすことが必要になる。

うまくいかない時期も、不安になる日もあるけれど、事務を続けていると、
感情に飲み込まれず、次にやるべきことが見えてきます。

だから私は、
生きのびるために、今日も事務をします。

「どうせ、最後はうまくいく」

この言葉を、
派手な希望ではなく、静かな作業の支えとして。

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